だんだんと意識がハッキリしてくる。
あたしは今、冷たいコンクリートの上に横たわっているようだ。
手も足も動かない。
きつく何かで縛られている。
「っ……!」
体を起こそうとして動くと、後頭部の辺りに激痛が走る。
いったぁ……
あぁ、そっか。
あたし何かで頭を思い切り殴られたんだ。
そこで意識を失って………………
!!!
「……っ恭!」
恭は?
恭達はどうなったの?
倉庫のガラスの割れる音が、まだ耳に残っている。
あれは、鷹牙が奇襲をかけたんだ。
きっとタダじゃ済まない。
「みんな……」
どうしよう……
みんな……
みんなごめんなさい……。
どうか、どうか、無事でいてっ……。



