「とにかく、少しの間俊太達と大人しく待ってて下さい。
言うこと聞けないと……」
恭はあたしの顎を持ち上げると、顔を近づけてニヤッとする。
「どうなるか、分かってますよね?」
わーーーーーーーっ!!!
「分かった!分かったから離れてっ!!」
グイグイ恭を押しやっていると、
「お楽しみ中悪いけど、恭行くよっ!茉弘ちゃん!後でね♪」
と言って、春馬は恭を連れて行ってしまった。
一体何をそんなに慌てているのやら……
「茉弘さん。俺らから絶対に離れないで下さいね!俺らが絶対守りますから!」
恭達を見送った後、俊太とその他10人が、ガッチリあたしの周りを固めながら意気込んでいる。
こんなに沢山の護衛、恭が頼んだのかな?
本当心配性なんだから……。
「宜しくお願いします。」
あたしは俊太達に深々と頭を下げると、俊太達も慌てて頭を下げてくれた。
待ってろと言われたけど、一体この後何が起こるんだろう?



