漆黒の闇に、偽りの華を②【完結】




「とにかく、少しの間俊太達と大人しく待ってて下さい。
言うこと聞けないと……」


恭はあたしの顎を持ち上げると、顔を近づけてニヤッとする。


「どうなるか、分かってますよね?」



わーーーーーーーっ!!!



「分かった!分かったから離れてっ!!」


グイグイ恭を押しやっていると、


「お楽しみ中悪いけど、恭行くよっ!茉弘ちゃん!後でね♪」


と言って、春馬は恭を連れて行ってしまった。


一体何をそんなに慌てているのやら……



「茉弘さん。俺らから絶対に離れないで下さいね!俺らが絶対守りますから!」


恭達を見送った後、俊太とその他10人が、ガッチリあたしの周りを固めながら意気込んでいる。


こんなに沢山の護衛、恭が頼んだのかな?


本当心配性なんだから……。


「宜しくお願いします。」


あたしは俊太達に深々と頭を下げると、俊太達も慌てて頭を下げてくれた。



待ってろと言われたけど、一体この後何が起こるんだろう?