漆黒の闇に、偽りの華を②【完結】


あれ……?


く、苦しいか……?



「……トイレ……」


そう呟くと、恭はまた潤に向き直る。


視線と視線がぶつかり合う二人。



……ていうか、こんな嘘ついた所で、恭がさっきの会話を聞いてたら意味ないじゃないか……。


睨み合う二人を見ながら、じわじわと冷や汗が出てくる。



……どうしよう。


こんなに呆気なく終わっちゃうの?




「トイレなら、あっちに歩いて5分くらいの所にコンビニがありますよ」


「…………」



信じるんかーいっ!!!!


しかも場所まで丁寧に教えてるよこの人!!




「……ありがとうございます。これで漏らさなくてすみそうです。」


ペッコリとお辞儀をする潤。