「ううん。大丈夫。一緒に行く」 「あんま無理せんでな!姫さんに何かあったらもともこもないんやからっ」 「そうよ。ぶっ倒れたりしたら、その場に置いていくからね!」 聖也さんと光輝さん、まるでお兄ちゃんお姉ちゃんみたい。 何だか温かい気持ちが込み上げてくる。 あたしは、そんな二人に安心してもらえるように満面の笑みを見せて、 「うん!行ってきます。」 と言って、恭とその場を離れた。