君と私




「俺、お前とまだヤッてねぇよ?」

アァ、体目当てだったんだとすぐに理解する。


「これ……から…も…い…ちや…と…は…やら…ない…」

苦しい状態で必死に言う。

すると、
再び、振り上げられた、腕

あぁ、もう無理だ。

私は静かに目を瞑った。