ピッコーン 『俺と一緒に祭りいこーやー!!!』 翔太からのライン。 毎度のことながら、ため息をつく。 『なんで、うちがあんたと行かなきゃならへんの』 『そんなん決まってるやろ? おれな、お前のこと、 むっちゃ好きやねん』 高鳴る鼓動を知ら泣いふりをして、 『しょうがない。 いってあげるよ。』