君と私



白い部屋に
青い病院服を着て、

白いニット帽をかぶった、やせ細った少年が、窓から、私の方へと顔を向ける。


儚くて、美しい顔。

程よくついてた筋肉も、今では、なく、
ただ、痩せこけた顔に、体。

ただ変わらないのは、

優しく私を呼ぶ、声と、

笑顔。