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死んだ?あぁ、そうか、ここは天国?

真っ白な世界。

「ようこそ、仮天界へ。」

「…………」

「無視!?ねえ、無視なの!?」

「…………なんか、面倒臭いのだ。」

変なのが来た。

「まぁ、そ~言わずに。」

「は?てか、あんた誰?」

「俺?俺は神様の代理人(笑)」

「…………チャラ」

「よく言われる〜」

神様の代理人?なにそれ。

めんど。

仮天界?なにそれ。

なんで、仮なの?

「なんで、仮なの?って思った〜?
それはね、まぁ確かに君は死んだんだけどね、実は君まだ、残りの寿命が余ってるんだよ。」

「は?残りの寿命?そんなのあるの?」

「うーん。あるよー。だいたい人間の寿命なんて、産まれた時に決まるしね。」

そうなんだ。初めて知った。

神様の代理人は、なんか名簿みたいなものをぱらぱらとめくりながらいった。

「うーんとねー咲見氷奈古チャンの寿命は、残り3 年もあるんだよね。」

「そんなに?じゃあなんで私死んだの?」

「さあ?それがわかれば苦労してないよ。氷奈古チャン」

「名前で呼ばないで。」

「でさー、神様からの伝言でー君元の世界には戻れないけどまぁテキトーにどこかの世界に飛ばされちゃうから。」

「なにそれ、めんどい。」

「はいはい、文句なら神様に言ってねー
じゃ、頑張ってー」

は?いやだよ。

そう言おうと思った時にはもう、
光に包まれていた。