「お!どうやらちゃんとついたみたいだね
氷奈古チャン」 


神様の代理人野郎。


「なんのようですか」


「いやー別にこれといった用はないけど様子見にね。」

「じゃあ、帰れよ」

「酷いなー。俺泣いちゃうよ。」

「……………」

「うーわ、無視とかありえないわー。」

「早く内容を完結に20文字以内でどうぞ」

「なにそれー、まったくきみは。
ま、いっか。」

「どうぞ。」

「君は死ぬ運命にある。情を持たない事を進める」

「1文字多い。やり直し」

「きびしーなー。たったの一文字じゃん」

ギャーギャーうるさい神様の代理人はほっといて私は神様の代理人の言った事を考えた。

情を持たない事。


つまり、別れが哀しくなるという事だろうか?

「そう言った心配なら無用だ。私は昔から何に対しても情などもたない。」

「…………ならいいんだけどね。信じるよ、君のその、言葉を。」

じゃあ。そう言って私は神様の代理人の前から姿を消した。















きっと情なんて持たないに決まってる。