「…あっ」 突如襲ってくる強い衝撃に、笑えるほどあっけなく飛ばされる身体。 ドンッと鈍い音が鳴って視界が揺れる。 …なんで手足の自由がきかないんだろ。 視界はモヤがかかったように見えずらいのに、内心はすごく冷静だった。 嗚呼、そうか。 私はさっきのトラックに轢かれたんだ。 理解した途端、襲ってくる鋭い痛み。 あっけない16年間だったな。 昴に相手にされたい一心で見た目とかオシャレとか気を遣ってたんだけどな。 …本当私この16年間何のために生きてきたんだろ。