お隣さんと内緒の恋話


雪がだいぶ降り一面が真っ白になって積もっている。


「 雅くん来るのはいいけど大丈夫かな… 」


熱は下がってるだろうけど 雪だし…


「 助かるし、大丈夫だろ 」

「 雅先生かぁ 久しぶりだな~」


雅先生ねぇ…


雪のせいか 窓から見える道路は渋滞になっている。


「 葵、見て… 車 止まってる 」

「 時間かかりそうだな 」


ほんと 大丈夫かな、雅くん。


「 なぁ、葵と椿は どっちが先に告白したんだ?」


あ、呼び捨てにされた!


圭都に聞かれた事に 葵を見ると照れてしまい 私は口を閉じた。


「 なんで聞くんだ?」


葵が聞き返すと、圭都は ふうっと一息ついた。


「 付き合うってどんな感じだ?お互い気にしてさぁ 誰といて、どこにいて、連絡あるかないか、するかしないか… 毎日毎日、それがいいのか?」


何を言ってんの…


「 葵はさぁ 昔から無口な方だし、付き合うの楽しいか?」


失礼なっ!


「 あのさ、付き合った事もないのに 葵の事言わないで! 私は 葵が好きなの、すごーく好きなの!」


これが気持ちよ。


「 好きだから… 束縛もケンカもあるんだよ!」


と、思う…

私も葵が初めてだから 絶対とは言えないよ。


「 俺は 椿を束縛したいけどね 」

え……


「 ほらな、葵の本性でたな 」

葵?


「でも、俺は圭都とは違う 」

「 どう違うんだよ、束縛したいんだろ?」


葵… 私の事 束縛したいの?


「 したいと思うし、出来ない。椿が好きだから 」


葵の言葉に、私の唇は 嬉しさを笑みで表した。


はぁ、葵にギュッてしたいよ。