雪がちらつく中、手を繋いで歩く私の手は冷たい空気でも温かい。
葵の温もりを感じながら ファミレスに着いた。
中に入り店員が案内してくれようとしたのは中央にある席、それを葵が店員に窓際がいいと頼み席を移動した。
「 なんか飲む?」
「 そうだね、寒かったから 温かいのがいいね 」
「 じゃあ ミルクティ?カフェオレ?」
ん~ 迷う…
少し悩んで私はカフェオレを頼んだ。
しばらくすると冷えた体も温まり、外を見る。
ちょうど向かいに柚奈達が合コンするカラオケがある。
もうカラオケをしているのか 連絡もなく、行き交う人の中で柚奈はいない。
「 今 カラオケ真っ最中かな 」
「 だろうな、メールしてみれば?」
お、なるほど!気づけばいんだけど。
葵に言われて 香伊羅に 今どこかと聞くメール、柚奈には どんなイケメンといるか聞くメールをした。
先に返事をくれたのは柚奈、写メが添付されていた。
緊張しながら 圭都がいるのではと 見てみると圭都はいなかった。
その写メを葵にも見せて確認すると、柚奈からまたメールが来た。
内容は カラオケ屋で圭都を見たという内容だった。
「 葵、圭都くん合コンじゃないけど 同じカラオケ屋にいたって!」
「 じゃあ まったくの偶然だったんだな 」
「 うん。大丈夫そうだね 」
「 ん~ それはまだ、何とも… ま、圭都が近くにいるなら大丈夫かもな。アイツ、強いから 」
え… 強い? 圭都くんが?
単なる おしゃべりじゃなくて、強いの?
見えなぁい。

