葵は私に休むように言って雅と帰ろうとした。
「 椿、明日は無理すんなよ 」
「 うん、大丈夫だよ 」
葵、優しいんだから。
「 椿ちゃん、いつでも俺がそばにいるからな 」
ん~… 雅くん、それ違う。
「 雅、その口 縫ってやろうか?」
あはは、そんなオチだよね。
「 じゃあ、二人とも 来てくれてありがとう 」
葵と雅が自宅に帰り、私はキッチンで洗い物をする。
「 楽しかったな~ って言うか、おもしろかった? ふふ、私 両手に花だな~」
明日は柚奈に一応 ビシッと一言と、香伊羅には心配させたし、問題は 楓と美乃莉に葵を会わせる…
それで誤解が解けてくれればいいけど。
葵が私の彼氏…
みんなに紹介できる…
なは!私の彼氏… なんか、嬉しいっ
私は明日のために、早く体を休ませようと10時にはベットに入った。
そして翌朝、6時。
目が覚めた私は 思いきり体を伸ばした。
「 んん~ さぁて、今日は葵のお披露目だぁ 」
一応、痛み止と湿布も持ってこ。
そういえば、雅くん何時に迎え?
お隣だけど…
準備だけしとこうかな。
私は朝ごはんを食べ、雅がいつ来てもいいように準備する。
あ、そういえば ゴミ出し今日じゃない?
出さなきゃ!忘れたらヤバーい!
「 あ… 指定のゴミ袋ないじゃん 」
やだ、困るよ ママ~

