葵は男だから… わかってる。
私が女だもん。
頭の中にある妙な考えを消そうと 私は話題を変えようとした。
「 葵、柚奈どうしてた?」
「 え、ああ、玉木か… 怒ってたな 」
やっぱりね、だと思った。
早まらなければいんだけど…
柚奈だからなぁ…
「 柚奈ねぇ たまーに危なっかしいの、A組に乗り込んでなければいいけど…」
「 玉木が?そこまでしないだろ 」
そう思うでしょ?
でも その反対が柚奈なんだよね。
「 あとでメールしてみる 」
「 じゃあ 俺 一回帰るわ、着替えたいし 」
え、そっか 制服だもんね。
「 わかった、また来る?」
まだ一緒にいたいんだけど…
「 来るよ、椿が嫌がっても 」
嫌なんて これっぽっちもないよ。
互いに笑みを交わして、葵は一旦自宅へ。
私は携帯を手に 柚奈へとメールをする。
「 えっと~ …柚奈、葵が早退して来てくれたよ、私は大丈夫だから。心配無用~…」
これで良しと。
10分ほどして柚奈からの返信が来て見る。
「 ん? A組の二人 絶対 許せない?
文句言ってやる!?
ちょっと~ 柚奈ってば、大丈夫ってメールしたのに、もう!」
やっぱり 柚奈だ…
は~…

