「…けど、」
「いいのよ。罪滅ぼしだと思って!」
「…?つ、ほし?」
「罪滅ぼしね!あたしの親族が迷惑かけたんだから、その償いをさせて?」
正直人間の言葉はよく分からないけど、頷いた。
「よかった!早速行くよ!」
「…うん。あ。あぐりちゃん、待って…」
あたしの手を掴んでグイグイ引っ張って行こうとするあぐりちゃんを止めた。
「どうしたの?」
「お礼、…する。」
あたしはあぐりちゃんに手を離してもらった
2人のうち1人にあたしなりのお礼をした
あの時、福太郎にやってあげたお礼の仕方と同じように…
そのあとはもう一度
「ありがと、……ございました」
そう言ってあぐりちゃんにまた連れられてしまった
鈴鶫にやられた2人のうち1人は懐かしいような違和感を感じていた
「…気のせい、だよ、ね?」
そう静かに呟いていた。



