会いたい。~それは2度と叶わない願い~


(…っ!なんだ?!)



麗さんは声に出して驚いていた。


どうやら殺されてはいないみたい。



あたしは恐る恐る麗さんの方をみた。



先程の人間は鋭く光る物はもう持っていないみたい。



それにしても、麗さんの毛並みはとても綺麗だと呑気に思っていた自分がいた



それに空さんも羽がとても綺麗な色をしてる。



「…!」



空さんを、みてたらあの人間が空さんに近づいた


空さんをまじまじ見ていたかと思ったら



「この鳥は色を塗ったんじゃないのか?おい、佐々木。」


人間は誰かを呼んだ。

「はい、なんでしょうか。」


その人間の後ろから1人の人間が前に出てきた。



「この鳥を洗い、色を落とさせろ。」


そう言ってその人間は空さんに手を伸ばす。



「そ、それだけはやめていただけませんか?お願いします!」



あたしの主はその人間に頭を下げてた


その声で空さんに伸ばす手を引っ込めた



「うるさい。佐々木、早くしろ!」



「芹沢さん、それは出来ません。」



「逆らう気か?」


「いいえ。この鳥は本来この色なのです。確か異国の鳥かと思われます」



「異国…。だったら尚更だな。異人から手に入れるのは難しいと聞くからな。異国の鳥に見せようと色を塗ったのではないのか?あ?」