会いたい。~それは2度と叶わない願い~


「口答えするな。飼い主に従うのは当たり前のことだ。主の言うことくらい聞け。」


「…嫌。鈴鶫…。」



バシンっとまた大きな音が響いた



あたしは反射で縮こまる。



「いいな、鈴?」



怖い…



だけど、いーくんにもらった名前を変えられては困る。



変えられるのなら、いーくんに変えてもらいたい



だからここで引き下がるわけには行かない



「…嫌っ!」



「まだ分からぬか!」



バシンバシンッ

ガッガッ



何度も何度も囲いを叩いたり、囲いを足で蹴っていた



それでもあたしは否定した