会いたい。~それは2度と叶わない願い~






しばらくして三人は立ち止まった。



大きなものがそびえたつ前に。



「着いたー。」



「近いっていっても、案外遠かった」



「い、いーくんが最初に言ったんだよ?」



「まぁまぁ。それより、早く手当するよ。」



何か大きいところに三人は入っていく。



あたしはようやく落ち着いたのに、また怖くなった。



あたしはその子にそっと寄り添った。



不思議とこの子のそばにいたら不安が吹き飛ぶ。



まだ会って間もないのになんでだろう。



疑問に思っていると、抱えてた子があたしを地面に下ろした。



「どこから来たんだろ?」



「ぼ、僕怖い…。噛みつきそうで。」



「そうか?かっこいいと思うけど。」



疑問に思う子
怖がる子
褒める子



言葉はわかんないけどなんとなくこの子たちが言ってることがわかるような気がする



それにしても3人共考えることが全く違う



それはそれでいいかも。



「わぁ!尻尾振ってる!」



「…っひ。」



「懐いた?」