あたしは横になり丸まった
「寒いの?寒いなら布団をかければいいのよ。」
「…寒い…ない。」
「そう。でも、我慢はいけないわよ。思ったこと、感じたことはちゃんと言わないと。ね?」
「……うん。」
「分かったのならいいわ。それにしても鈴鶫ちゃんは変な喋り方ね。まるで言葉をあまりわかってないみたいね。」
独り言のようにそう呟いて、最後におやすみとあたしにいうとあぐりちゃんは来た所に向かって行ってしまった。
1人になったあたしは、反対の方向を向いた。
「布切れ…」
そこにはあたしが首につけてた布切れが置いてあった。
あたしはそれを口で咥え、顔の横に持ってきた
「いーくん…匂い、する。」
微かだけどいーくんの匂いがするの。
不安だった気持ちが少し落ち着いた気がした
「…ふわぁ、」
落ち着いたのかあたしは瞼が重くなった
そのままあたしは眠りについた



