会いたい。~それは2度と叶わない願い~




ようやく意識を取り戻された頃、目の前が明るかった。



「ここ…どこ。」



見たことないところへ連れて来られた



それに変な匂いが漂っていた



「あ、起きた?」



「……っ!!」



いきなり人間が入ってきた。



「無理やり連れて来られたのね?本当に申し訳ないことをしたわ。代わりに謝るね。」



綺麗な女だった。



桜みたいな色をした着物…?がとても似合っていた



「あたしは、あぐり。ここの香具師の親戚なの。ここから遠いけど、八百屋で働いているの。」



聞いたこともない言葉がたくさん出てきてあたしは戸惑った。



「あなた、2ヶ月も目を覚まさなかったのよ?」