だけどあたしは今どうしても食べたかった。
「探す…」
あたしは探しに行くことにした
籟様が起きるまでに戻ってくればいい
あたしは急いだ。
(やっと、捕まえました。)
あたしはやっとの思いで兎を捕まえることができた。
狼より遅いし捕まえるのに苦労し、
狼より歯が尖ってないから始末するのにいつもより時間がかかった。
あたしは兎の首を口で咥えた
籟様のところへ戻ろうとしたその時
あたしの視界は突然真っ暗になった
息苦しくて
身動き取れなくて
意識を手放してしまった。
その頃
(風が強くなった。鈴鶫、頑張るんじゃ。たとえ今は辛くてもきっといつか幸せになれる。)
籟はまるで鈴鶫がどうなったか知ってたかのようだ。



