(寒いのか?)
籟様はあたしの様子に気付いた
「……大丈夫。」
(無理するな。そう言ったものの、わしはどうしようもできん。)
「籟様…大丈夫。」
(すまんな。じゃ、風が当たらないところで今夜はもう寝るとしよう。)
「……はい。」
あたしたちは歩くのを止め寝床を探した
狼の頃は暗い所でも明るく見えて平気だったのに
人間の目は暗い所は真っ暗で当たりが見えにくい。
あたしは手探りで寝床を探した。
だけど全く探すことが出来なかった。
結局、籟様が寝床を見つけてくれた
(気にするな。)
「…….」
(暗いし、寝るぞ。)
「………」
あたしは丸く疼くまり目を瞑った。
よっぽど疲れてたのかすぐ眠りに入った



