会いたい。~それは2度と叶わない願い~


あたしは眩しい光に包まれたとおもったら体がムズムズした



光が収まりあたしは目を開けた



「わぁ…!人間……!」



狼とは違う色
狼とは違う手
狼とは違う大きさ
狼とは違う体


あたしは自分の体を触ったり、動かしたりした



(いいか、よく聞くんじゃ。)



声が聞こえあたしは手を止め、籟様の目を見た



(もう2度と元の姿には戻れんぞ)



「覚悟……できてる……」



覚悟は出来てる。


だけど…



あたしは籟様を見た。



「…籟様、あたし…この姿。いつも通り……する?」



籟様だって人間が嫌いな筈


だから、籟様があたしを嫌うの心配だった



(あぁ、もちろんじゃ。これからもお主のことを支えるからな。)



「………!はい!」



嬉しかった



籟様だけは離れて欲しくなかった。