会いたい。~それは2度と叶わない願い~


(いーくん!福太郎!りょーくん!先生!いーくん!福太郎!りょ……!)



あたしは何度も何度も繰り返し呼んだ。



だけど、聞こえてくるのはこだまばかり



森中にあたしの声が嫌というほど響く



周りの狼は狂ってるあたしが怖くなって誰も近づこうとはしない



けど、擂だけはあたしに近寄った



(鈴鶫!もう、やめろ!あいつらはもういないんだ!)



(何言ってるんですか?いーくんたちはいるよ?)