先輩なら大丈夫かなっては一度は思った
けど、よく考えて見ると
先輩と会った時からだと思った
確かにあの時は噛んだり照れたりはした
けど、他の男の子と比べてみると先輩だけは違った
それから意識するようになり
あの時から一目惚れしてたんだな、って思った
もし、好きじゃなかったら素直に先輩と登下校はしてなかったと思う
嫌だったら、無理にでも拒否してる筈
「…はぁ。」
好きって、先輩に言いたいけど
このままがいい
振られて先輩の側にいられないのは、生きた心地がしないと感じてしまうから
大袈裟な話
先輩が生きている
それだけで、今は安心するし満足
そうは思うけど、先輩と後輩っていう関係で終わらせたくはない
「よし…っ!」
卒業式までの一ヶ月あたしはあたしなりに先輩を惚れさせて見せる!
そう心に誓った



