会いたい。~それは2度と叶わない願い~


なんて送るか、送らないかで少し言い合いになった結果


「ほら、行くよ。」


「…はい。」


結局家まで送ってくれることになった


「あんたって高校生か?」


「はい。高校2年生です。」


「なら、俺の一個下だな。学校は?」


「…ここから近いところにある高校です。」


「なら、同じ学校だ。」


「えぇっ?!」


あたしは驚いてつい立ち止まってしまった


こんな格好いい先輩居たっけ


知らないのもその筈


あたしは昨日転校したばかりなのだから


小走りで先輩の隣に行き、歩き始めた


「そういえばあんた見たことないな」


「あたしは昨日転校してきましたので」


「そうか。あんた何組?」


「え?」


「俺が行き帰り、送り迎えしてやる。」


「え、でも、初対面の人にそこまでしてもらうわけには…」


だって、よくも知りもしない女の子を誰が好き好んで送り迎えをするのだろう。


それにこの先輩、女の子があまり好きではなさそうだし


苦手そう…