「おー、やるなぁ…。」
「僕たちはこれで失礼しようかな。」
「ありがとな。」
「無事でよかったぜょ。」
「だねだね。じゃ、またね。」
2人の男の子はさっさと去って行った
「じゃあ、行くか。」
あたしは抵抗すら敵わないと悟り、大人しくその男の子に落ちないように掴まった
あたしはそのあとその男の子の家で手当てをしてもらった
意外にも男の子は手当ての仕方が上手だった
「ありがとうございます。」
「あぁ。傷が深くなくてよかったな。」
男の子はあたしに微笑む
あの時、3人の男の子達に助けてもらわなかったらあたしは今頃無事ではいられない
助けてもらってよかった…
ー『またあの方達に助けてもらった』
あたしが一息ついた時、頭の中で誰かの声が響いた
それも一瞬で気のせいだと思った
「あたしは、これで失礼しますね。」
「送ってく。家は何処だ?」
「…ここから結構離れたところなので、いいです。」
「駄目。また変な奴に絡まれたいけないから送る。」
「いや、いいですっ。助けて頂いた上に手当てまでしてもらってるので!」
「襲われるかもしれないから。君って、可愛いからすぐ襲われるから。絶対に送ってく」
「か、かかか可愛いって…っ!あたしは可愛くないですよっ!」
「…っぷぷ。なんでそこで照れるわけ?君って変わってる。」
「…っ変わってませんよ!」
「なら、送るから。」
「いや、だから、大丈夫です!」



