「鶫、俺は手当てしてくる。」
「はい。」
「大丈夫だ。俺に不可能はないから。な?」
「…分かりました。よろしくお願いします。」
干城さんはあたしの頭をくしゃと撫でる
撫でると何処かに行った
「…鶫さん、藤堂平助という奴を助けたいのならばお早めに。新選組はこの近くにある御陵衛士の屋敷へと向かっています。私達はここから少し離れた小屋に待機してますから。」
干城さんの姿が見えなくなると同時に椋さんはあたしのところにそう告げて、伊東さんを連れて干城さんの後を追った
「…よし。」
あたしは気持ちを入れ替えて椋さんの言ってた通り、近くにあると行った屋敷を探した
間に合いますように
そう願いながら刀を握りしめひたすら走った



