部屋を出てすぐ斎藤さんが慌てた様子でこちらに向かって来た 「斎藤さん、どうかしましたか?」 「あいつが逃げた。それに、見張りにつけてた隊士が傷だらけで居たんだ。恐らくあの隊士が気を緩めた時に逃げたんだろう。すまないが、山崎さん。この事を副長に。」 「え、あ、はい。分かりました。」 「俺は近くを探してくる。」 「斎藤さん、待って下さい。今は副長の指示に従いましょう。」 「…そうだな。」 俺と斎藤さんは部屋へと急いで戻った