会いたい。~それは2度と叶わない願い~


部屋から出されたあとあたしは刀を持ったまま斎藤さんに腕を後ろにされて、拘束されたまま廊下を歩いていた


歩いてる間あたしは先程の言葉の意味を考えていた


なんで平助くんを助けるんですか?


平助くんは御陵衛士なのに


もしかして平助くんをこっそり新選組に連れ戻すのだろうか


けど、そうしたら他の御陵衛士に目をつけられ殺されてしまうかもしれない


「……っ。」


そうしたら、伊東さんとの約束を破ってしまうことになる



あたしはいても立ってもいられなくて、この場から逃げる方法を考えた


厠に行くふりをしてこの場を抜け出してしまおうか


それとも強行突破でここから抜け出そうか


そう考えていてもいい考えが思いつかない


もうあたしは駄目なのかな…


そう諦めていた時だった