そして福太郎の顔を舐めた
「あははは!くすぐったい!何これ、鈴鶫ちゃんなりのお礼?」
ガウッと、あたしは福太郎の言葉に答えた
「変わったお礼の仕方だね。」
福太郎はいーくんと違った笑顔をしていた。
嬉しい
そう思う筈なのに何故か違和感を覚える
あたしはこの人間たちの笑顔を見るのは好き。
だけどあたしは…
ワォーン
(鈴鶫っ!)
その時1匹の狼があたしたちの前に姿を表した。
ガルルルルル
(人間から離れろ!鈴鶫!)
人間たちに威嚇しながらあたしを叱りつける
クゥーン
(擂…。)
擂(すばる)、そう呼ばれた狼はあたしの友でもある
半年前あたしを元気付けようと近づいてきた
その後あたし達はすぐに仲良くなった



