俺はなんだかそれが悔しくて悔しくて更に口付けた
深く深く
さっきよりも深く
俺だと分かるように
「俺だと分かるまでたっぷり教えてやるからな。覚悟しろよな。」
鶫の着ている着流しを脱がした
身体に沢山つけられてる傷痕を癒すかのように優しく口付けながら、俺たちは酔った勢いでひとつとなった
途中やめようとしてもやめられなかった
俺は酔いが覚めようとも、まだ酔っているかのように頭が働かない
ひとつになってはまたひとつになり
何度も何度も鶫を抱いた
行為は夜が明けるまでした
「…っすー。」
鶫は気を失うように寝た