「さて、僕もいーくんに負けないように頑張らないとな。」
「だな。絶対あいつを越してみせる」
りょーくんと福太郎も以蔵のところに駆けて行った。
あたしも兎をまた咥え直しいーくんたちへと向かった。
「よっし、一本勝負だ!」
「また負ける気か?」
「今度こそ絶対勝つ!」
良かった…
いい感じの雰囲気になった。
あたしはいーくんたちと出来るだけ近い木陰に座り眺めた。
どのくらい見ていたんだろう。
いーくんとりょーくんがしたり
りょーくんと福太郎、
先生といーくん…と何度も何度も相手を変えて木の棒…木刀で打ち合いをしていた
気付けばあたりは茜色に染まっていた
その頃には皆息切れをしていた。
そんな皆にあたしは駆け寄った。



