会いたい。~それは2度と叶わない願い~



干城さんに連れられてこられたのは河原


幸いにも人は全くいない


それにしても


以蔵さんに連れられて来た河原とよく似てた


「なんでここに…?」


「…っ、仇打ちをしてやるからなーーーーー!!!!!」


干城さんは向こう岸に向かって叫んだ


あたしはいきなりのあまり呆気取られた


「…干、城…さん?」


「ほら、叫んでみろスッキリする。」


干城さんの隣にいって大きく息を吸った


「…っ、あたしはーーっ!認めませんからーーーーー!!!」


叫ぶと少し落ち着いた。


ちらりと干城さんを見ると、ニィっと口角をあげていた


「認めないってことは、坂本さん達の死を受け止めているってことだ。」


「……」


「図星だろ?死んだことを認めたくなくてそう思い込んでるだけだろう?本当はもう受け止めているじゃないか。」