ガラ
「しっかり話せ…た…か……って、なんで泣いてんだよ。…っまさか!」
泣いてるあたしを見て何かを感じたのか干城さんは部屋に勢いよく入った
それに続き他の人も入った
「中岡さんっ!目ぇ開けて下さい!」
「中岡さん!」
部屋の中で慎太郎さんを呼ぶ声が何度も聞こえる
けど、慎太郎さんは目をもう覚まさない
「…っ、嫌。いゃぁぁぁぁあ!」
あたしは一人部屋の廊下でしゃがみ込んで叫んだ
「認めない…認めない…、皆死んだなんて認めません!」
「おい!」
あたしの声を駆けつけた干城さんが部屋を出てあたしの元に来る
「干城さん、慎太郎さんは死んでないですよね?龍馬さんは生きてますよね?以蔵さんも武市先生も…っ、生きてますよね?」
「…っ、もう生きてない。皆亡くなられたんだ。」
「違いますよ。生きてます」
「ちょっと来い」
また干城さんはあたしの腕を引っ張って屋敷の外に出た
「ちょっと!」
「……」
あたしがいくら抵抗しても干城さんは離してくれない。
あたしは抵抗する気もなくなってされるがままになった



