会いたい。~それは2度と叶わない願い~


「…っ、おまん…!」


龍馬さんは何かを被っていて顔がわからなかったが


声と匂いであたしは分かった


「鈴、大丈夫か?」


龍馬さんが何かを言おうと口を開いたところで斎藤さんが来た


「…っ、すまへん。」


龍馬さんは急いでその場から離れた


「怪我はないか?」


「はい。大丈夫です。」


「あの人はよっぽど急いでたんだな。」


「そう…ですね。」


龍馬さんが去った方をみるともう姿がなかった


それもそのはず


一ヶ月前に龍馬さんは幕府の奴に襲われたんだから。