文はそこで終わっていた


あたしは燃やさずにそっと小さく折りたたみ、小さな巾着の中に隠すように入れた


「泣きません。あたしはまだ泣きません。」


あたしは巾着をそっと握った


「強くなって、あたしはあたしなりに事を進めます。」


そうつぶやき、木刀を手に持った


それを持ったままひと気のない裏庭へと向かった。