(心配したのよ!…この匂い、人間?)
(はい!怪我したあたしを助けて、名前までくれました!)
あたしがそう言うと母様は驚いた
(名前?…どんな?)
(鈴鶫、という名です!)
(そう…。とにかく皆のところに戻るわよ。)
母様はさっさと森の中へ入っていった
あたしも続けて森の中へと見失わないように行った。
皆のところに戻ると、あたしがいなくなったと大騒ぎだったということを聞いた
あたしは何度も何度も皆に誤った。
そうして何日かたった時、いーくんたちに会いたくなった。
けど、あたしは2度人間に近づくなと言われているため早々行けることはできなかった。
いーくんたちとお別れしてから半年がいつの間にかたっていた。
あたしは少しずつ大人の狼に近づいてきているため体が少し大きくなった。
だからか、少し首に巻かれてある布切れがきつい。
皆はこの布切れを見た時外せと言われたが、外したくないとあたしは粘った。
その粘りがよかったのか、布切れを許された。



