会いたい。~それは2度と叶わない願い~


「じゃ、私はもう一度挨拶に行ってくるわ。」



そう言うと部屋を出ようと伊東さんは立ち上がった。


あたしの横を通り過ぎる時、ぽんと頭を撫でられこう囁かれた


「読んだらすぐに燃やしなさい」


と。



あたしはその言葉で全てを悟った



あたしがこれ以上伊東さんに執着していたら、今度はあたしが怪しまれる


そして、いつ誰が聞いてるか分からない


そのために、わざと冷たく言い放った



あたしは理解した上で小さく頷いた


伊東さんはそんなあたしを見て、さっさと部屋から出て行った


残されたあたしは伊東さんが出てった後誰もいないか確認した後、自分の部屋へと戻った。