会いたい。~それは2度と叶わない願い~


土方さんがそう言うと、皆さんは部屋から出てった。


あたしは伊東さんについて出てった。



「伊東さん。」


部屋に入り2人っきりになる。


「何?」


「先程の話なんですけど。」


「あぁ、薩摩藩と長州藩のことね。まだ、信じてないの?」


「…えぇ。」


「ま、無理もないわよね。いきなりだったものね。」


ポンとあたしの頭の上に伊東さんは手を置いた


「はい…。それに、りょ__」


「しっ…!」


「…っ。」


いきなり伊東さんの人差し指があたしの口元に置かれ、言葉が詰まった


伊東さんを見てみると、何かを警戒するようにあたりを見回していた。