会いたい。~それは2度と叶わない願い~


本当に仲が良かった。


「二度と会えないってわけではないから大丈夫だよ?」



「そ、そうだよ。いーくん…、また会おうと思ったら会えるかもしれないんだよ?」



「福太郎、りょーくん…。……分かった、鈴鶫を森に帰すよ。」


クゥーン
(…嫌です。)



あたしは必死に離れたくなくて鳴いた、けどいーくんたちはあたしがいた森へと向かった。










「………」



「……」


森に向かう時誰も言葉を発さなかった。



あたしはというとぎゅうっといーくんに抱きしめられたまま。



ポタッ


突然ポタリとすこし暖かい雨があたしの頭を濡らした。



「……っ。」



あたしの頭に降ってくる暖かい雨は止まない。