会いたい。~それは2度と叶わない願い~


福太郎の後ろに隠れる龍馬。



「私は武市半平太です。…って、狼に話しかけて言葉分かるんですかね。」



(分かりますよ。)



あたしは話せない代わりにその人に向かって小さく吠えた。



「…!いや、まさかそんなはずないですよね。」



武市さんは、小さく呟いてあたしから離れた



「よろしくな、鈴鶫。」



以蔵…いーくんは、あたしを高く持ち上げて笑った。



福太郎と龍馬と先生は、ただその様子を優しい眼差しで微笑んでいた