部屋から抜け出したあたしは、裸足で庭におりた ジャリ ジャリ そうあたしが歩くたびに小石の音が鳴る 何処か誰にも見られないところに行こう いつもあたしがいていた木のところにしよう そう思い、あたしは木へと駆け寄った。