(狼が人間の言葉を話すのは可笑しいからそれはせぬ。じゃから、代わりに人間の言葉が聞こえるようにしてやる。)
すると籟様はあたしの耳を羽で撫でた。
ズキズキと耳が痛くなった
(いっ……!)
あ、籟様が薄く見えてきた
あたしは痛みで夢の中で、気を失った。
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「あれ?寝ちゃったみたい。」
あたしの背中を暖かいなにかで触ってくる。
(……、ん。)
あたしはぼやける目を無理やり覚まさせた。
目の前にはあの子たちがあたしを見ていた
「あ、目が覚めた!」
人間の声がちゃんとはっきりと聞こえた
ゆ、夢?
あたしはそう思ったけど、籟様との会話を思い出した。
(そう、でした…。籟様に聞こえるようにしてもらったんでした。)
にしても、早いです。
長く感じ増したけど、実際はそこまでなんですね。



