知らない…のか。
あたしは急にまた目の前が真っ暗になったような気がした
あの時、逃げずに怖がらずに来島さんを説得しておけば何かが変わっていたのだろうか
「鶫のせいではなかろう?」
「……っ。」
籟様はあたしの考えてることがお見通しみたいです
「我はずっとお主のことを見守っていた。だから、お主が悪くないとかが分かるんじゃ。だからお主のせいではない。遅かれ早かれこうなる運命だったのじゃ」
運命…
では、こうなることが運命だったなのならば
あたしと以蔵さんはずっとは一緒にいられないのは運命のせいだっていうの?



