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夢の中は誰もいなくて静かであたしはとても安心する
けど、今はそれが嫌でしょうがない
なんでだろ、、、
(ほぅ、随分と人間に良くしてもらってるのだな。)
後ろから声がしたと思って振り向くと、そこには一羽の鷹がいた。
(ら、籟様!)
籟様はあたしたちのような狼からとても敬われていて、とても大きな存在。
けど、あたしは籟様を友のように、父様のようだと思っている。
(人間嫌いを克服したのか?)
(……いいえ。)
(まぁ、無理もないな。)
あたしの人間嫌いは、人間にいじめられたからではないの。



