「でさ、龍馬たちは何しに来たんだ?」
「先生に渡したいものを渡し終わったところだよ。顔だけ出してこようと思ったら、2人が…っいて!だから、以蔵殴るなって!」
「あーもー、うるさい。帰って。」
「帰らんぜよ。酒をちぃとばかし飲もう飲もう!」
それから龍馬さんは持ってきたお酒を1人で夕方まで飲んでいた
あたしと以蔵さん、慎太郎さんはお茶を飲みながら団子を食べていた
「ね、以蔵。目の前でやめてくれないかな」
「無理。抱き心地いいから。」
以蔵さんに終始後ろから包み込むように座ったまま抱きつかれてる
「鶫ちゃん、だって困るよね?」
「え、困りませんよ?以蔵さんが近くにいてあたしとても安心しますから。」
あたしがそう言うと嬉しかったのか
以蔵さんはあたしの頭に唇を落とした
「泣き虫のくせしてから。」
「泣き虫でも今はいいです。ずっとこうして触れていたいです。」
「…あー、僕らもう帰るね。龍馬、帰るよ。」
「あ〜?まだ、飲むきー!」
「はいはい。」
無理やり龍馬さんをひこずるように歩く慎太郎さん
「じゃ、僕らは帰るね。また会えるといいね。明日、無事逃げ切れるように健闘を祈っとくから。」
「ん、またな。」
「絶対ですよ!また、会いましょうね!」
慎太郎さんは微笑むと帰って行った



