「あーあ、消えてる。新しいの付けてやる。今度は消えないように沢山、な?」
そう言って笑う以蔵さんは色っぽかった
あたしは以蔵さんの背中に離れないようしっかりとしがみついた
以蔵さんはあたしの首の後ろに沢山の花を咲かせる
甘くて甘くて
けど、
切なくて
あたしはさらに涙が出た
「はー…っ、鶫終わった。」
「……っ。」
「俺の女っていう証。沢山つけた。浮気するなよ。」
「…っ、当たり前じゃないですか。」
「俺がいなくなったら、誰かと幸せになんかなって欲しくない。」
なんで、以蔵さんは捕まる前提で話すのですか?
「一生、死ぬまでずっと俺だけを想ってほしい。他の奴の女になるな。
お前は、一生俺の女でもあるし、なによりお前にとって俺は飼い主、だろ?」
「え…?」
今、なんて言った…の?
飼い主って言ったよね…



