会いたい。~それは2度と叶わない願い~



あたしたちは毎日毎日来島さんを説得した


けれど


虚しくもその思いが届かず


ついに来島さんが動き出してしまった




「会津のやつらの首を1人残らず取るべし!」


「「おぉーーー!!!!」」


「出立じゃぁぁぁ!!!」


「「おおぉーー!!!!!!」」



来島さんは長州藩士らを引き連れて、勢いよく藩邸から出て行った


その影であたしたちはただ見ていた


来島さんたちが行ったあと高杉さんは怒り出した


「久坂のやつは何をしとんじゃ!」


「高杉落ち着け。」


「有朋、何を言ってるんだ!落ち着いてられっか!」


「高杉、取り乱しすぎ。俺らにも俺らなりに止める方法を考えよう、な?今からでも遅くない。久坂の馬鹿を止めるしかない。事態が悪くなる前のうちに。」


「伊藤の言う通りだ。俺は兵法の書物を何冊が持ってくる。高杉は伊藤といろ」


「……ッチ。」


「あ、お前ら2人。先生に呼ばれてた。ほらいってこい」


山縣さんにそう言われあたしたちは頷き先生の元へと向かった