そんな終わりの始まり
人は皆
池田屋事件
と呼んだ
________
____
ガヤガヤ
「新撰組め許さぬ!」
「肥後の宮部殿も殺されたと!」
「あの、吉田棯麿さんも!!」
長州藩邸は今日はいつもより騒がしい
「高杉さん!行きましょう!!」
駄目、高杉さんあなたまで行けば死んでしまう。
高杉さんだけでない
他の皆さんだって!
「行く」
「あいつらをやるのは今ではありません。今行くと無駄死に追いやるだけです。無駄に死ねばあたしたちは損ばかりしますよ?」
あたしは高杉さんの言葉を遮って皆さんに伝えた
けど、皆さんの目はまだ納得してない様子
「言っている意味分かりますか?」
そうあたしが最後に添えていうと皆さんは黙った
高杉さんや、伊藤さん達を含め立っている人たちも諦めその場に座り込んだ。
(分かって…。あたしも行きたい。あたしも助けに行きたい)
けど、
それは無駄なことだから
新撰組の方が明らかあたしたちより剣が優れている人が多い。
それに下手に動いたら捕まってしまう
「少し夜風に当たって来ます」
「俺もついていく」
あたしと以蔵さんはその場から離れ二階へと上がった



